80's New Wave Laboratory

80年代のニューウェイヴ音源を中心に、近況やYouTube映像などを交えてレビューを書いています

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Limahl/Never Ending Story

Never Ending StoryNever Ending Story
Limahl

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みなさんは「レトロフェス [ Retrofest ] 」ってご存知ですか?

これ、80年代に活躍したアーチストが集うフェスティバル形式のイベントで、英国で数年前から行われているそうなんですが、当ブログでも何度か記事中でこのイベントのYouTube映像を紹介していますので、ご存知の方も多いと思います。

CD Journal.comのニュースによれば、今年夏のレトロフェスに出演するカジャグーグー [ Kajagoogoo ] にリマール [ Limahl ] が参加するそうで、久々に5人のオリジナル・メンバーが揃っての演奏を観ることができるようです。(なお、レトロフェス2008には、ボーイ・ジョージ、ポール・ヤング、ハワード・ジョーンズ、ミッジ・ユーロ、ブロウ・モンキーズなどの出演が予定されているそうですが、他の出演アーチストや詳細についてはCD Journal.comをご覧ください。)

前回、オリジナル・メンバーが5人揃ったのは、リマールが脱退してから20年目となる2004年のことで、アメリカのケーブルTVの企画によるたった一度だけの再結成ライヴでした。

残念ながら、以前「80's UK New Wave」の中で紹介した、Dailymotion(動画サイト)の再結成ライヴ映像はすでに削除されており、現在、ネット上で観ることはできませんが、最後のリマールの涙はちょっと感動しちゃいました(この映像が他で見れるところがあれば教えてくださると嬉しいです)。

結局、このライヴがらみのニュースにより、リマールとニック・ベッグス [ Nick Beggs ] の確執をさらけだすことになってしまったので、もう二度とオリジナル・メンバーでの演奏は聴くことができないと落胆していたのですが、いや~、嬉しいニュースです。

ちなみに、今年2月のスマ・ステーションという番組で、リマール自身が「昔のKajagoogooのオリジナルメンバーでLiveをする」とコメントしていたので、ご覧になった方もおられるかと思います。

SMA Stationでのリマールのコメント映像

最近の彼らの主な活動を紹介すると、カジャグーグーの方は、昨年6月にリマールとドラムのジェズ・ストロード [ Jez Strode ] 抜きの3人で再結成し、カジャグーグー名義とでは23年ぶりのシングルとなる「Rocket Boy」を発表、さらに、この3人にサポート・メンバーを加えて昨年のレトロフェスに出演しています。

Rocket Boy」の映像(プロモかな?)(ちなみにこれはニック自身の投稿です。)

リマールの方は、ソロ・シンガーとして懐メロ系イベントやTV番組に出演し、2006
年にオリジナルとしては13年ぶりとなるシングル「Tell Me Why」、続いて同年、本日紹介するアルバム『Never Ending Story』を発表。

「Tell Me Why」のPV

いずれも近年の80'sブームのあおりを受けてのことか、意欲的な活動が増えてきただけに、再結成を望む声が大きくなって来るのも当然の流れなのかも知れませんね。

日本でもぜひお願いしたいところです。


さて、今日紹介する『Never Ending Story』というアルバム、これが実に興味深い内容なんですよ。

一応、リマールのベスト盤に最新シングル「Tell Me Why」が収録されているという形にはなっているんですが、まず、この新曲以外は全曲フル・リ・レコーディング、つまり、演奏から歌まですべてが新しく録り直されています。

しかも、驚くなかれ、リマールのソロ名義の「Never Ending Story」「Too Much Trouble」「Only For The Love」や、リマール在籍時代のカジャグーグーの曲「Too Shy(邦題:君はToo Shy)」「Hang On Now」「Ooh to Be Ah」などに混じって、リマール脱退後のカジャグーグーのヒット曲「Big Apple」「Turn Your Back on Me」「Lions Mouth」「Shouldn't Do That」までもが収録されているんですよ。(注:「Only For Love」がなぜか本作では「Only For The Love」となっていますが同じ曲です。)

「Never Ending Story」のPV
「Too Much Trouble」のPV
「Only For Love」のPV
「Too Shy」のPV
「Hang On Now」のPV
「Ooh To Be Ah」のPV
「Big Apple」のPV
「Turn Your Back On Me」のPV(USバージョン)
「Lions Mouth」のPV
「Shouldn't Do That」のPV

原曲は、仲が悪いと言われていたニックが歌っており、リマールは一切からんでいない曲だというのに、その曲をリマールが自分名義のアルバムに自らが歌って収録しているんです。

これを「節操がないなぁ」「えげつないことするなぁ」「喧嘩売ってるんとちゃうか」とみる方もおられるかも知れませんが、見方を変えればニックに対するリマールからのラブコールとみることはできないでしょうか。

もし、そうだとすれば、このアルバムの発表が再結成のきっかけのひとつとなっているのかも知れません。

ま、個人的には、もし、2ndアルバム以降もリマールが歌っていたとするとこんな感じだったんだろうなと興味深く聴くことができました。

個人的にリマールの歌声が大好きで、ニックのこもった高い声が苦手だっただけに、この録音は実に嬉しく感じます。

いや、ニックが嫌いなわけではなく、ベーシストとしての彼のセンスとテクニックには惚れ込んでいます。
それだけに、オリジナル・メンバーでの再結成を望んでいたわけですから。
ただ、個人的にはニックの声が好みに合わなかっただけなんです(笑)。

残念ながら、アマゾンでは本作を試聴することができませんので、簡単に解説をさせていただきますと、新曲「Tell Me Why」以外の収録曲は、基本的にオリジナルに忠実に制作されています。

ただ、悪く言えば、リズムマシンやシンセの音がチープだったり、空間処理の奥行き感が足りなかったり、無理矢理なフェードアウトで終わっていたりと、多少、DTM(デスク・トップ・ミュージック)的なお手軽感を感じてしまいます。

また、演奏しているメンバーのクレジットがないため、誰が演奏しているかはわからないのですが、ベースはもちろんニックが弾いているわけではないでしょう。

しかし、昔のヒット曲を歌うシンガーにありがちな、メロディーをいじったり、”タメ”や”ひっぱり”を入れたりすることはほとんどないので、そういう意味での気持ち悪さはありません。

そして、何よりリマールの声がほとんど老けていないのが驚きです。
若干、高いキーが苦しそうに感じる部分もありますが、滑らかなメロディーの動きは以前より気持ちが良いくらいです。

そういう意味で非常に聴きやすい「リ・レコーディング・アルバム」です。

もちろん、初めてリマール、カジャグーグーをお聴きになる方には本作ではなく、オリジナル音源のベスト盤『The Very Best of Kajagoogoo』の方をおすすめしますが、当時カジャグーグーやリマールのファンだった方にとっては本作もかなり楽しめるアルバムなのではないでしょうか。


ところで、昨年のレトロフェスでのカジャグーグーは、ニックがリマールのボーカル・パートを兼任して「Too Shy」を演奏しましたが、今年はリマールが2nd以降の曲を歌ってくれることでしょう。

ニックのベース+リマールのボーカル、私にとっては、まさに待望のステージです。

☆昨年のレトロフェスでのカジャグーグーの映像
「Too Shy」のライヴ映像
「Big Apple」のライヴ映像
「Lions Mouth」のライヴ映像
「Turn Your Back On Me」のライヴ映像
「Shouldn't Do That」のライヴ映像

☆近年のリマールの映像
昨年のTV番組出演時の「Too Shy」の映像
一昨年の80'sフェスでの「Never Ending Story」のライヴ映像

また、今年6月にリマールとジェズ抜きのカジャグーグーとして発表する予定だった新譜も、リマールが参加の上発表されることになるようです。
恐らく、ジェズの参加も間違いないでしょう。

当然、発表は予定より遅れるでしょうが、ファンにとっては嬉しいニュースですよね。

ちなみに、ウィキによると、この再結成はレトロフェスの主催者Bradley Snellingがオリジナルメンバーでライヴに出演する様に働きかけた結果なんだそうで、現在、彼はカジャグーグーのマネージャー役を務めているのだとか。

さすがにライヴのためにスコットランドまで足を運ぶことはできませんが、できれば、SMA Stationでのリマールのコメント通り、日本でもライヴをお願いしたいところです。



日本各地のドームで80'sレトロフェスなんてのも良いかも知れませんよね(笑)。

とりあえず、その日が来るまで本作を聴きながら待つとしましょう。

いや~、夏以降のYouTubeと新譜が楽しみです。
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